三井住友信託銀行とのアニメ製作ファンド共同組成に向けた
基本合意書締結のお知らせ

IPプラットフォーム事業を展開するコミスマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:佐藤光紀、以下「コミスマ」)は、三井住友信託銀行株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:米山学朋、以下「三井住友信託銀行」)と、アニメ製作プロジェクトを主な投資対象とするファンド(以下「本ファンド」)の組成に向けて基本合意書を締結しましたので、お知らせいたします。
本ファンドは、リスクマネーの供給を通じたクリエイターへの利益還元強化と、これまでアニメ製作ビジネスへの投資機会を得ることが難しかった投資家層への新たな投資機会の提供を目的として組成するものです。コミスマと三井住友信託銀行は今後、両社で組成・運営を進め、詳細なストラクチャーに関する協議を重ねてまいります。

背景

日本のアニメ産業は、2024年に市場規模が過去最高の3.8兆円超(出所:一般社団法人日本動画協会『アニメ産業レポート2025』)を記録し、海外配信・海外商品販売等の海外市場がその成長を牽引しています。ストリーミングサービスの普及によって日本アニメは一気にグローバル市場と接続し、SNSを通じたファンコミュニティの拡大により、「サブカルチャー」の枠を超えたグローバルなポップカルチャーとして定着しています。

こうした流れを受け、政府もコンテンツ産業を日本成長戦略17分野の一つに位置付けており、コンテンツ産業の海外売上高は2024年の6.1兆円から2033年には20兆円へ、うちアニメは2024年の2.1兆円から2033年には6兆円へと、高い成長目標が掲げられています。

一方で、旺盛な制作需要に対して制作キャパシティの拡大が追いついておらず、老舗・メジャースタジオの多くが数年先まで制作キャパシティが埋まっている状況にあります。このため、確かな制作力を持つアニメスタジオを有していることが、世界的なアニメ市場における強い競争優位性への確立につながる環境です。

三井住友トラストグループは、「託された未来をひらく」をパーパスに掲げ、2026年5月に公表した中期経営計画(2026~2028年度)において、資産運用ビジネスを成長の中核領域と位置付けています。グループ一体での運用力強化および付加価値の高い投資機会の創出を推進する中、本件を通じてオルタナティブ投資機会の拡充を図るとともに、日本が誇るコンテンツ産業の発展への貢献を目指しています。

本ファンドの狙い

コミスマは、オリジナル作品を中心としたマンガアプリ「GANMA!」を起点として、440作品以上の自社IP創出実績を保有するスタートアップ企業です。代表作『山田くんとLv999の恋をする』は、国内での累計発行部数650万部(紙・電子版合計)を突破したほか、TVアニメ化・実写映画化・17言語での海外出版展開など、マンガ発の大型IPとして多くのファンに愛され、成長を続けています。近年は毎年100作品以上のペースで新たなマンガ作品を創出し、数多くのヒット作品を生み出し続けています。

コミスマの100%子会社であるアニメスタジオQzil.la株式会社(読み「クジラ」、以下「Qzil.la」)は、新世代のアニメスタジオとしてハイエンドなアニメーション制作を手がけています。フロム・ソフトウェア社『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』を原作とした劇場アニメ『SEKIRO: NO DEFEAT』(2026年9月4日公開)をはじめ、『キングダム』OP/ED(第6期)、『チェンソーマン』11話ED(第1期)などの著名作品におけるアニメ制作の実績を有し、アニメ業界を牽引するクリエイターが多数在籍しています。

本ファンドは、コミスマおよびQzil.laが持つ「ヒットIP創出力・調達力」「アニメ制作力」に、三井住友信託銀行の持つファンドアレンジメント機能・投資家ネットワークを組み合わせ、アニメ製作事業へのグローバルな資金調達力を強化することを狙いとしています。

また、本ファンドを通じて、アニメビジネスへの参画に関心を持ちながらも従来はアクセスが難しかった事業会社や、アニメ産業に関心のある投資家(海外投資家・個人投資家を含む)にも、新たな投資機会を提供してまいります。

コミスマと三井住友信託銀行は、本ファンドを通じてリスクマネーの供給とクリエイターへの利益還元を強化し、次世代の優れたクリエイターが集うプラットフォームの実現を目指すとともに、日本アニメ産業のさらなる振興に貢献してまいります。

【三井住友信託銀行株式会社コメント】

フェロー役員投資金融開発部長 峯岸 英人 成長企業支援部長 横田 政明

日本のアニメ産業は世界的な成長ポテンシャルを有する重要産業です。当社は、信託銀行として培った資金仲介機能と投資家ネットワークを活用し、グローバルアニメ市場にて強みを持つスタートアップであるコミスマグループとともに新たな資金循環の仕組みを構築することで、クリエイターの挑戦を支援し、日本が誇るコンテンツ産業の持続的成長とイノベーションの強化に貢献していきます。

【コミスマ株式会社コメント】

代表取締役社長CEO 佐藤 光紀

この度、三井住友信託銀行さまとの共同事業として、新たなアニメファンドの設立に向けて合意ができたことを嬉しく思います。日本発のスタートアップ企業が世界にインパクトを与える事業をつくる上で、今回の取り組みは非常に重要な意味を持つものと捉えております。
金融とテクノロジーの力を活用し、マンガ、アニメといったコンテンツ/IP産業と既存産業の橋渡し役を担うべく、これからも力を尽くしてまいります。

【本件に関するお問い合わせ】
コミスマ株式会社 広報
E-mail: pr@comicsmart.co.jp

■コミスマ株式会社の概要
主な事業内容 IPプラットフォーム事業
本社所在地  東京都 千代田区 神田神保町2-10-4 PMO神保町9階
代表者    代表取締役社長CEO 佐藤 光紀
会社URL   https://www.comicsmart.co.jp/

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